事業内容

トラジェクトリーの想い

空のデジタルインフラとして空間を創造する

ドローンや空飛ぶクルマなどの次世代エアモビリティが空をもっと自由に飛び交い、日夜私たちの社会インフラを支え、高齢者や子供たちが安心して暮らせる社会、そんな誰もが空の恩恵を享受できる世界を実現する。これが私たちのミッションです。
多くの社会課題を解決する一つの方策として、多くの企業や個人が空を安全に利活用することにあると考えています。
私たちは、実空間を空間ID化し、四次元空間管理として、ドローンや次世代エアモビリティが飛び交う社会の実現に貢献していきます。

事業説明

四次元時情報空間基盤の提供、及びそれに基づく継続性✖️安定性

四次元時情報空間基盤に基づき、より安全な飛行経路を策定します。一度策定した航路に基づき、パイロットスキルに依存することなく安定的かつ継続的にドローンでの定点観測が可能となります。
また、オペレーションセンターを設け、ドローン航行に関する法令遵守等のサポートも提供。自治体と連携した3D都市モデルの整備で空間情報管理を実施、広域でドローンを飛行可能とするプラットフォームの整備し、ドローン事業の経験が浅い地元企業や、自治体職員のオペレーションであっても、複数機を安全に自動航行させる管制の仕組みを構築します。

技術概要

より安全性の高い航路を生成し提供する

空間のリスク評価を行い、それに基づき安全性に資する航路を生成して提供します。

  • ・構造物や空間リスク値情報のボクセルへのマッピング技術
  • ・空間情報に基づく最適な航路設計機能の構築
  • ・4次元トラジェクトリー技術と機械学習による、
    複数の無人航空機の安全な飛行可能ルートの自動生成機能

3D都市モデルに含まれる属性を活用したグラウンドリスク、有人ヘリコプターの飛行情報、周辺のドローンの飛行情報等の複合的な空域のリスク要素を評価値として空間上にマッピングし、安全性の高いルートを生成するシミュレータを開発することで、誰もがドローンを安全に飛行させることができる社会の実現を目指します。

技術活用事例

一定ルートの下で映像を通じて状況確認を実施します

3D都市モデルの建築物モデルや土地利用モデル等のデータを活用し、市街地における複合的な状況を空間上のリスク評価値として視覚化するシミュレータを開発することで、経験が浅い事業者でも適切なリスク評価を踏まえた飛行ルートを計画し、ドローン飛行を安全に実施することが可能となる。

点検

線路及び周辺の3D都市モデルを活用し、線路内や周辺の構造物を回避する安全な飛行ルートを自動生成。また、走行中の列車の位置情報をオペレーターに連携し、安全に列車を回避する。

警備・防災

3D都市モデルを活用し、警備対象施設や災害発生現場の周辺を構造物を回避する安全な飛行ルートを自動生成。平常時に撮影した映像との比較により被災範囲の迅速な状況把握が可能。

物流

3D都市モデルを活用し、落下時の被害が少ない安全な土地や建物の上空を優先的に飛行する安全な飛行ルートを自動生成。周辺を飛行するドローンやヘリコプターの位置をオペレーターに情報提供する。